サイエンスキャラバン特別講話のご案内
2017年10月16日
サイエンスキャラバン2017 特別講話 第2回目のお知らせ
平成29年 10月18日(水)
14:30 〜 16:00 玉名女子高等学校 体育館
講師: 防衛医科大学 防衛教官 准教授 秋冨慎司 氏
貴重な機会ですので、ぜひたくさんの方に
いらしていただきたいです。
申し込み等不要です。ご来校を、お待ちしております。
こちらは第1回サイエンスキャラバン特別講話の感想です。
9月4日(月)
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の実施する
サイエンスキャラバン2017 特別講話が行われました。
今回は、震災のことを科学的に理解し、災害発生時の対応や、
企業の対応について学ぶ全三回の講話の、第一回目です。
講師に京都大学名誉教授の 渡邉 正己 先生をお迎えし、
東日本大震災における福島原子力発電所事故以降、日本放射線影響学会の
有志を組織して福島県の被災者を対象に「放射線の健康影響」の
勉強会を展開されている活動の中から、地震や放射線のことを講演していただきました。
1年生
私が話を聞いた中でとくに心に残ったことは、もっといろいろな知識を得るというところです。コミュニケーションをとる中でも、知識をしっかりと身につけておくと、自信を持って自分の意見を相手に話すことが出来るし、いろんな災害が起こったとしても、正しい判断をすることができるからです。放射線についての知識もつけていれば、偏見なども少しは減ると思うので、もっと知識を身につけたいです。
最初は話が難しかったけど、だんだん「あ~そうなんだ」と思えるようになって、嬉しかったです。
放射線はあまり身近なものではなく、癌になったりする怖いものだと思っていたので、地球にあるもの全てが原子でできていて放射線を出すということを知って驚きました。また、銀河の写真がとてもきれいでした。
2年生
私は熊本地震の時に、とてもパニックになって、学校でならった訓練を実際にすることができませんでした。今回の講話を聞いて、まずは、自分が置かれている状況を理解しないといけなかったんだと分かりました。また、私は授業でするような科学は苦手だったけど、そういうことではなく、他の捉え方をして、他人を思いやる心を忘れないようにしようと思いました。
人はどのように育つのかという話が一番印象に残りました。最も大切なのが情緒というのがすごく納得できました。思いやりの心や無償の喜びを得ることで自分自身を磨き社会に出て行きたいです。また、放射線のもとになる物質が自分の体の中にもあると聞いてとてもびっくりしました。
科学と聞いたら難しい式とか公式や実験などしか今までイメージになかったけれど、今日の講話を受けて変わりました。緊急事態は予想できないので日頃からそうなった時の事を考えてすごしていこうと思いました。そして人間にしかない”思いやる心”を大切にして目配り、気配り、心配りができる人になってつねに”人のために”というのをモットーにいこうと思えました。今回はお忙しい中私たちのために話しをして頂き本当にありがとうございました。
お話を聞いて災害時に自分に起きた状況を理解し、考えて、実施、評価する所が、私たち看護科でも患者さんに対する看護過程と共通するところだったので、どのような場所でもこのような過程は大事だと改めて感じることができ、とても共鳴しました。次回もお話、聞きたいです。
3年生
「ひとがひとになるためには情(こころ)を育てる事が重要」この言葉がとても印象的でした。最初はきっと難しいような内容であると思っていましたが、お話を聞いていくうちに、そんなお話ではないと理解した後、最後に科学的な話をされて、いろんな意味で内容に共通点があったことに気づきました。また、日頃から他人のため、思いやりを考えて行動することを意識していますが、改めて大切なことが分かりました。本日は、ご講演をして頂きありがとうございました。
今回サイエンスキャラバン2017ということでどのようなお話をされるのか楽しみにしていました。原子、放射線についてのお話をメインにされると思っていたのですが、そうではなくて他の視点からのお話などがり、科学っていいな、面白そうだな。という感情を抱きました。また、放射線についての新しい知識も増えたので身近な人に伝えていきます。本当にありがとうございました。
科学について40年間も学ばれていると聞いてとても驚きました。私は今日初めて”JST”を聞きましたが、国内各地で研究や復興のために活躍されている事を知って興味を持ちました。科学を通して知識を得る事で日常起こりうる非常事態の混乱を減らす事ができるかもしれないということ、そして正しい道を選ぶためのコミュニケーションをとることが必須だと思いました。また目に見えない放射能についても周りに惑わされず正確な判断が必要だと思いました。